トリミングとは何をしているのか
トリミングとは、不要な部分を削除して残りをそのまま残す操作です。対象になるのはたいてい、気まずい冒頭、最後の無音部分、中盤の間延びした場面です。純粋なカットであり、エフェクトもリサイズも音声の変更もありません。シンプルな操作だからこそ速くあるべきですし、無劣化にもできるのです。
無劣化とフレーム単位、キーフレームのトレードオフ
圧縮された動画は、キーフレームと呼ばれる完全なフレームを基準に保存され、その間のフレームは差分だけが記録されています。無劣化カットはキーフレームの位置でしか切れません。キーフレームは通常0.5-2秒ごとにあります。その代わりデータをそのままコピーするので、画質劣化ゼロで一瞬で処理が終わります。フレーム単位のカットはどこでも切れますが、クリップを再エンコードするため時間がかかり、わずかながら圧縮が1回分加わります。
ブラウザでトリミングするならEditVideo
EditVideoの動画トリマーは両方のモードに対応しています。プレビュー上で開始・終了のハンドルをドラッグし、無劣化コピーを選べばMP4を即座にカット、再エンコードを選べば任意のフォーマットでフレーム単位の精密カットができます。あとは結果をダウンロードするだけです。ファイルが端末の外に出ることはありません。
よくあるトリミング作業とその対処法
投稿前に気まずい冒頭と最後の無音を切りたい場合:無劣化モードを使いましょう。切り位置が少しずれても気にならず、画質は完璧に保たれます。ナンバープレートが一瞬映り込んだ場面など、クリップ中盤の特定の瞬間を正確に消したい場合:フレーム単位モードを使いましょう。長い録画を送信可能な複数のパーツに分けたい場合:それは分割ツールの仕事であり、トリマーの出番ではありません。
トリミングと分割とクロップの違い
トリミングはタイムラインに沿って動画を短くする操作です。分割は1本の動画を複数の独立したファイルに切り分ける操作です。クロップはフレームそのものを変える操作で、拡大して端を切り落とします。3つは別々のツールであり、混同するのは初心者にありがちな失敗です。長い録画から一部分だけ欲しいならトリミング、複数の部分が欲しいなら分割、画面が広すぎたり不要なものが端に映り込んでいるならクロップを使いましょう。