編集を意識して撮る
自然に感じる長さより3〜5秒長く各ショットを回し、光が被写体の正面から当たるようにして、必要より少し広めに撮りましょう。テイクごとに10秒余分な素材があれば、カットの余地が生まれます。余分な部分はいつでも切り落とせますが、撮れなかったものは後から足せません。
まず切る、磨くのは後
まず間延びした部分、撮り直したいテイク、ストーリーを進めない1秒1秒を全部削ります。次に2巡目としてテンポを調整しましょう。各シーンを10〜20%短くすると、動画はほぼ確実に引き締まります。色・音・エフェクトは最後です。捨てることになるカットを磨くのは無駄な作業です。
最初の3秒で勝負する
視聴者は最初の3秒で見続けるかどうかを決めます。いちばん面白いフレームで始めましょう。結果、アクション、意外性です。ロゴやオープニングではありません。先にフック、後から文脈。このルールはすべてのショート動画に当てはまります。サムネイルと最初のフレームが視聴者を集めるのです。
即効テクニック:音・速度・画角
どんな動画も底上げする、手軽な修正が3つあります。クリップ間で音量が跳ねないように音声レベルを揃えること。速度変更時はピッチを補正して声が裏返らないようにすること。そしてプラットフォーム本来の比率で書き出すことです。ショート動画は9:16、YouTubeは16:9。どれも1分でできて、技術は一切いりません。
元ファイルは残し、書き出しは2回
元の素材は絶対に上書きしないでください。マスターが残っていれば、どんな編集もやり直しが楽になります。書き出しは用途ごとに分けましょう。アーカイブ用にはフル画質のMP4、チャットやSNSには圧縮版を。そこでは画質より速度が大事です。妥当なプリセットでの圧縮なら、スマホの画面ではたいてい見た目は変わりません。