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ガイド · 2026-09-27

動画フォーマット徹底解説:MP4、WebM、MOV、MKV

MP4、WebM、MOV、MKV——なぜこんなにフォーマットがあるのか、結局どれを使えばいいのか。この記事では、動画フォーマットの正体と、場面ごとの正しい選び方を解説します。

コンテナとコーデック

MP4のような「フォーマット」は、実はコンテナです。映像ストリーム、音声ストリーム、メタデータを入れておく箱のようなもの。実際の圧縮を担うのは、H.264やVP9といったコーデックです。同じ.mp4ファイルがある端末では再生でき、別の端末ではできないのはこのため。コンテナは問題なくても、中身のコーデックがサポートされていないのです。

MP4——万能の標準

H.264の映像とAACの音声を組み合わせたMP4は、ほぼどこでも再生できます。スマホ、テレビ、ブラウザ、編集ソフト、チャットアプリ。どこで再生されるかわからないときは、MP4が答えです。たいていのSNSが想定しているのもこのフォーマットです。

WebM——ウェブ向けの軽量フォーマット

WebM(VP8/VP9)は圧縮効率がよく、ライセンスフリーで使えるため、ウェブへの公開で人気があります。ただ、一部のプレーヤーや大半のメッセージアプリは対応していません。再生環境を自分で管理できる場合はWebM、共有するならMP4に変換しましょう。

MOVとMKV——専門用途のコンテナ

MOVはAppleのコンテナで、iPhoneの映像やプロのワークフローでよく使われます。Appleデバイスでは問題なく再生できますが、WindowsやAndroidでは再生に手こずることがあります。MKVはオープンな「何でも箱」。複数の音声トラックや字幕トラックに対応しているため、リッピングした動画やテレビボックスで使われます。その一方で、スマートテレビやチャットアプリには拒否されることも少なくありません。

選び方と変換のしかた

覚え方のコツはこうです。送る、投稿する、再生環境がわからない動画はMP4。ウェブ用の軽いファイルがほしいならWebM。MOVやMKVは、作業の都合で必要になったときだけ。どこかで再生できないファイルがあったら、ブラウザでMP4に変換すれば数秒で解決します。アップロードもインストールも不要です。

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